SBI損保 イーデザイン損保 比較

SBI損保とイーデザイン損保を徹底比較

SBI損保とイーデザイン損保の違いを徹底的に比較してみました。

 

SBI損保はこれと言った特徴のない平凡な自動車保険ですが、しいて特徴をあげるなら他の自動車運転危険補償特約が基本補償に含まれている点と自宅・車庫等修理費用補償特約がある点でしょう。

 

他の自動車運転危険補償特約はオプションでセットするかどうか選ぶのが普通ですがSBI損保では基本補償に含まれているため、他の人の車を運転する機会が多い人にとってはありがたい保険となっています。

 

また自宅・車庫等修理費用補償特約は他社ではあまりみない特約で、自動車ではなく破損した自宅や車庫を修理できる特約となっています。

 

自宅に車を止めている方で何かを壊すリスクが高いという方にはおすすめの特約ですね。

 

一方、イーデザイン損保は人身傷害保険に「入院時諸費用特約」「育英費用特約」「女性のお顔手術費用特約」をつけることができるのが最大の特徴となっています。

 

入院時諸費用特約では「家族駆けつけ費用保険金」「差額ベッド費用保険金」「入院時ホームヘルパー費用保険金」を支払ってもらうことができるようになっており、被保険者が入院したことによってその家族が負担する費用などを補償してもらうことができるようになっています。

 

育英費用特約では人身傷害補償保険のお支払い対象となる事故により、親権者となっている扶養者が死亡、もしくは重度の後遺障害を負った場合に、子供の育英費用として保険金を支払ってもらうことができるようになっています。

 

女性のお顔手術費用特約ではその名称通り事故によって女性の顔に傷跡が残った場合などに手術費用を補償してもらうことができるようになっています。

 

これらの補償は事故にあった本人というよりもその周りの人の負担を軽くしてあげようという補償ですね。

 

SBI損保とイーデザイン損保のもう一つの大きな違いはSBI損保には自転車事故補償特約があってイーデザイン損保にはないということですね。

 

最近では自動車保険で自転車事故を補償してくれるというのは当たり前になってきており、各社自転車特約や個人賠償責任特約などを用意しています。

 

数年前に自転車事故で9000万円という多額の賠償が認められたこともあり利用者も増えてきているなか、イーデザイン損保にはこれらの特約がないので残念としか言いようがありません。

 

気にしない方には良いと思いますが、割と大きな要素だと思うのでその点もしっかり考慮したうえでどちらの保険に加入するかは考えた方がよさそうです。

 

保険料に関しては両社それほど大きな差はありませんがしいて言うならSBI損保の方が若干安くなっています。

 

事故対応に関しては正直地域によって差が出ますし、どちらがいいとは言えないと思います。

 

イーデザイン損保は東京海上グループであるため東京海上日動の事故対応ネットワークが使えるということですが、実際に事故にあってみないことにはどの程度の対応をしてくれるのかはわからないでしょう。

 

結論としては、SBI損保もイーデザイン損保もそこまで大きな違いはないため後は好みで決めてしまってもいいと思います。

 

補償に関しては先ほどあげた違いがあるぐらいなのでしっくりきた方を選べばいいでしょう。

 

もし気にいらなければ1年後の更新で他社に乗り換えればいいだけですしそこまで深刻に考える必要もないと思いますよ。