SBI損保自動車保険の3等級ダウン事故の具体例
SBI損保自動車保険の3等級ダウン事故の具体例についてお伝えしていきたいと思います。
SBI損保に限った話ではありませんが、事故を起こして保険を利用すると3等級あるいは1等級ダウンしてしまいます。
どちらが適用されるかは利用した保険の種類によって分けられており、対人・対物賠償保険や車両保険で車を修理したりすると3等級ダウンすることになります。
ただし車両保険のみを利用した場合で原因が下記に該当する場合は1等級ダウンとして扱われます。
- 火災または爆発(他物―飛来中または落下中の物を除く―との衝突もしくは接触または転覆もしくは墜落によって生じた火災または爆発を除きます。)
- 盗難
- 騒擾または労働争議に伴う暴力行為または破壊行為
- 台風、竜巻、洪水または高潮
- 落書または窓ガラス破損(他物―飛来中または落下中の物を除く―との衝突もしくは接触または転覆もしくは墜落によって生じた窓ガラス破損を除きます。)
- いたずら(契約自動車の運行によるものおよび契約自動車と他の自動車(原動機付自転車を含む。)との衝突または接触によるものを除きます。)
- 飛来中または落下中の他物との衝突
- 上記の他の偶然な事故(契約自動車と他物との衝突もしくは接触または契約自動車の転覆もしくは墜落によるものを除きます。)
他にも人身傷害保険や搭乗者傷害保険だけを利用したり、ロードサービスや特約だけを利用した場合はノーカウント事故として扱われ翌年の等級には影響がないこともあります。
以前までは飛び石などで車両保険を利用するとノーカウント事故として扱われていましたが、最近になって1等級ダウン事故に変更されてしまいました。
上記に当てはまらない事故を起こした場合は3等級ダウン事故となってしまいます。
3等級ダウン事故を起こした場合にどれくらい保険料に影響があるのか試算できるシミュレーターがソニー損保に用意されていたので参考までに利用してみてみました。
等級は13等級だったと仮定しその後6年間の保険料の推移を調べています。
これを見ると6年間で約10万円の差が出ていることがわかります。
もちろんこれはその間無事故であった場合を仮定しているため、途中で再び事故を起こした場合は更に保険料に差が付くことになります。
このように3等級ダウン事故を起こしてしまうとその後の保険料がかなり負担となってしまうため、保険を利用して本当に得をするのかどうかはきちんと調べておいた方がいいでしょう。
特に車両保険だけを利用する場合はしっかりと計算してから利用するようにしてください。